せかいでいちばんだいすきだよ!

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青江単騎観てきました。

※このブログはにっかり青江単騎出陣のネタバレを多分に含みます

※このブログは個人的見解であり、全てに対して中傷する意図は一切ありません

 

某日、青江単騎を観劇してきました!

刀ミュは割と地方で公演することもありますが、居住地は良さげなコンサート会場というのが無いので地元観劇というのは一生叶わないだろうなあと数年前思った覚えがあるのですが、流石超大型ジャンル、本当の意味での全国開催をやってくれるとは…ソワレ(そもそも一公演しかなかったですが)を観た次の日に仕事をしたのが初めてか…二回目?くらいだったので、まあ仕事にならず都会に住んでる人の体力ってすごいなあと思いました(小並感)。

正直私は青江のオタクではないし、青江について知っていることと言えば三百年公演やらぶフェスを観て持った印象程度で、今回は地元でやるし、記念に観とくか~くらいの気楽な観劇でした。その割にはばっちりヘアメしてばっちりオタクの写真撮ったけど。へへ。

でも、めtttttっちゃ面白かった!

私の周りにも青江のオタクっていなくて、既に観劇してる友達もちらほらいましたが、特に大きく話題になることもなく。ネタバレ防止もあるのでしょうが、感想などを目にすることもないまま前情報一切なしで当日を迎えました。

内容を簡単に言うと、にっかり青江が修行に出て、極になって帰ってくる話。

青江がどうして修行を決意し、道中どんな気持ちで過ごし、どういう決意をして帰ってきたのか…そんな感じです。

いや~~~~~荒木さんだからやれた内容でしたよね…。

半面ずつ違う役になりきりくるくると回りながら二役をこなすという、古典的というか原始的というか…シンプルだからこそめちゃくちゃ難しいことをやっている上に、途切れずに台詞が続いていくのでこちらも集中していないとついていけないくらいのテンポなのに、はっきりと今の台詞が青江くんなのか、幽霊さんなのか分かるという演技力で殴られるかのような舞台で…!そうやってやっている演技は昔からあるようなシンプルなものなのに、プロジェクションマッピングを使って戦いや幽霊さんを表現していて、そのギャップがまた好きでした。幽霊さん、最後に青江くんと一緒にお辞儀してたの良かった。

今回の刀ミュは、久しぶりに原点に戻るかのような内容だったなと思って。

刀剣乱舞というジャンルは、「それぞれの本丸」という自由なシステム上、公式にも既に何通りもの本丸の設定が存在して、私はその中でも刀ミュ本丸のことが好きだけど、最近の「三日月宗近という機能」という設定にどうにも馴染めなくて。前述した通り、自由なシステムであるからこそ、自分がそもそも持っていない大きな設定を持ってこられた時、なんだその知らない設定、と違和感を持ってしまっていたんですよね。知らない設定をごり押しされているような気持ちになって、たまに置いてけぼりにされているような…そんな感覚があったんです。これはその設定を否定しているわけではなくて、ただ私個人が知らないシステムになかなか慣れないだけで、ストーリーが進んでいけば馴染んでいくと思ってるんですけど。

でも今回は青江くん単体の話だったので、特にその設定も出て来なくて、内容も一振りにフォーカスされていて入り組んでないので分かりやすくて。演出も刀ミュらしくて。少し懐かしいな~という気持ちを抱きながらみてました。

私は三条推しなので、一番最初に修行に行ったはずの今剣より先に青江くんが極めるのは一瞬複雑な気持ちになったけど…でも、極の衣装で出てきたにっかり青江が余りにも美しくて、びっくりして思わず泣いてしまいました。最後に極めて帰ってくるっていいですね。全振り修行の話やってほしい。少なくともいい加減今剣帰ってこらせてあげてほしい。

色々沸いたポイントはあったんですが、その中でも特に今回は今までの単騎出陣・双騎出陣と違ってうちわ・ペンライトの使用は禁止だし、まあそもそも青江くんが(担当役者の雰囲気も含め)ライブで盛り上げる感じの公演をするイメージはないしなあ~…とは思っていたのですが、急にこちらを見ながら手遊びを初め、それに伴い客電がついた瞬間(この刀ミュージカル刀剣乱舞本丸のにっかり青江だ…!)と内心すごく沸きました。内容が童謡みたいだったのも青江くんっぽくて良かったですね。客席を見渡してにこにこ笑う青江くんかわいくて良かったです。

その後に「各地で色んな人と出会った。大変な時代だけど、懸命に生きていた」と続くのがまた、客席とのコミュニケーションも物語の一つに練り込んでしまう脚本が本当に好きで、私はこうやって舞台上と客席が交わる瞬間が大好きで舞台を見てるんだな…と最近すっかり忘れてしまっていたことを再認識しました。

青江くんは「みんなに笑ってほしい。自分も心から笑いたい」と言いました。終演後、会場を出ると楽しそうな顔で各々帰路につく人たちで溢れていました。私も、楽しさと嬉しさが隠し切れないような表情をした友達と合流して、「楽しかったね!」と笑顔になりました。帰りながら青江くんのその台詞が蘇って、こうやって舞台が終わっても物語が繋がっている感覚を味わえて、舞台を観るって改めて楽しくて、青江単騎すごく面白い良い舞台だったなと思いました。

いや~それにしてもあの場所にあんなに女性が集まってるのを見ることってそんなにないので(実は二回目ではあるのですが)(この発言でどの会場か分かる人いる可能性ある)すごかったですね!規制退場聞いてると三階席まで人が入ってたみたいですし。思ったより沢山人入ってて本当に良かった。

地元で観る刀ミュ、本当にいい経験でした。地元観劇を叶えてくれて本当にありがとうのきもちでいっぱいです。

30日の告知なんですかね。楽しみですね。

 

それでは、寒くなってきてきましたので、体調に気を付けてまた生きていきましょう。