せかいでいちばんだいすきだよ!

ずっとだいすきなあなたでいてね

約3年ぶり。

推しがコロナになった。

コロナだったと知ったのは職場のトイレの中で、手は震えるし心臓はバクバク言ってるし、でもトイレなんて五分もいたらもう変に思われるだろうから早く出ないといけないし。パニックになりながらも、とりあえずトイレを出て仕事をした。

仕事してたら、まあそりゃ、コロナになるよねって思った。

これはディスとかじゃなくて、しょうがないよね的な意味合いで。

きっと疲れが溜まってたと思うし、沢山移動したし、マスク付けないでやるお仕事をしてるんだから、きっと一般人よりずっと感染リスクは高い。

心配じゃないわけがないけど、心配で死にそうになることもなかった。

2018年の方が死にそうだった。そりゃそうか。

しっかりと症状が出ていて結構辛そうだから、早く治ればいいなと一日に数回思うくらいしか私に出来ることがない。出来ることがないので、ついでにブログを書くことにした。やっと本題です、お待たせしました。

七月の初めにリリイベとライブに参加してきた。

私はおそらく世の中の社会人の中でも行動制限が厳しめの会社に勤めてるので、このコロナ禍で4回くらいチケットは取ったものの参加を断念した。その中には整理番号が一桁だった時も数回あって、いつかブログにも書いたけどライブが楽しくなくなった時期もあった。

今回発券したら1番って書いてあった。

近所のコンビニの、外国人店員の目の前で息が止まるかと思った。

発券してからライブ当日まで祈る様な気持ちでコロナ感染者の推移を見てたし、前日までも友達に「当日なんかあって行けなくなったら困るから…」と言っていた。友達は「何もないよ!来れるよ!」と言ってくれました。優しいね。

当日、「わ…ちかい…」というアホみたいな感想しか出てこなかった。でも本当に近かった!私は背が低くて舞台でも常に視界を遮られてるので、視界を遮られることなく始めから終わりまで目の前に推しがいて常に感情が「喜」と「幸」で満たされていて、瞬きも勿体ないと思うあの空間が嬉しくて、楽しかった。

現地に参加するのはファーストライブ以来のライブだったから私にとってライブといったらほとんど配信の記憶しかないわけだけど、今回私が参加する推しのライブにおいても私の人生においても初めてのスタンディングライブだった。初めてのスタンディングで知ったことがある。ライトがめちゃくちゃ眩しい。2日間参加して、片方は3列目くらいにいたけど、そこでも結構眩しいなと思った。眩しいのが苦手で推しが見えなくなるのが嫌で、ライトを弱めてほしい…と思ったくらいには眩しかった。わがままか。

でも嬉しかった。ライトが眩しいなんて、配信では全然分からなかった。会場に足を運んだから知れた。それが本当に嬉しくて、ライトが眩しいなと思った瞬間のことを今でも鮮明に覚えている。

推しがある時期から言い始めた、「是非会場に足を運んでください」の言葉が辛かった。推しがそう言う度に「ごめんね」と思った。それでも私は自分の生活を守るために行かない選択を選ぶことが多かったし、その言葉に傷付くことさえおこがましいと思うけど、やっぱり嫌だなと思った。

でも、会場に足を運んでみたら、そう言い続ける理由を私なりに見つけた気がした。

当たり前のことだけど、現地は配信の何倍も楽しい。ていうか現地と配信って別物だ。配信の気軽さはありがたいけど、現地に代わるものはどこにもない。そんなの、コロナ禍が始まる前から知っていたのに、知っていたからこそ現地に戻りたかったのに、今更また推しに教えられた。

推しのライブを見ると、配信含めいつも楽しい。それってすごいことだと思う。ファンミは思うところはあるけど、ライブはいつも楽しい。きっと推し自身が楽しそうだからだ。好きな人が楽しそうで楽しくない人間って早々いないと思うから、推しが楽しそうであればあるほど楽しい。そういう風に出来てるのだ。実際、一度だけ推しが不安そうにしていた時は全然盛り上がらなかった。状況は全く違うけど、もう2度とあんな姿は見たくないし、まあ見ることはないだろうなと思う。それくらい歌うのが楽しそうだ。彼の歌声に惹かれて推し始めた身としてはこんなに嬉しいことはないので、これからも楽しそうな姿が見れたらいいなと思う。

 

締めっぽくなってしまったけど、書いておきたいことがもう一つあるのでもう少しお付き合いください。

 

今回、毎日ライブ後にアフターパーティーというのを開催していた。CDを3枚買うと参加できる。私は大抵こういったものは参加しないけど、推しと乾杯した後私物サイン会がある、といった内容になにそれ楽しそう!とまんまとCDを3枚買った。抗えなかった。

結果、CD3枚分のお金を払う価値があった。

整列させられたオタクたちの間を通りながら一人一人と乾杯する推しの姿は面白かったし、推しが持ってるのがペットボトルの水なのも面白かったし、目を合わせて乾杯をしてくれるのはこの先あんまり経験することがなさそうなので貴重な体験で楽しかった。まあ、私は乾杯してもらった貴重なピンモンをホテルの冷蔵庫に置き去りにして地元に帰ってしまいましたが…。本当はその場で封を開けるように言われてけど、もう夜だったし開封済みの缶を持って移動して零さない自信がなかった…。その場で飲むべきだった…。

それは置いといて、そんな貴重な体験をした後は私物サイン会があり、その時は少しおしゃべりをすることが出来た。その時に話の流れで次の日もライブに参加することを話したら、去り際に「また明日ね!」と言ってくれた。私も「また明日!」と返した。これがね~~~~~~~~~うれしかった……。

彼は「またね」というと「またね」と返してくれるので私はこれを利用して一方的な約束をするのが好きで、そうしてまた会場に足を運んだ時に「また会いに来れたなあ」と思うのをちょっとしたルーティンにしていた。2020年のバースデーイベントでも「またね」と言ったが、2020年はそれが最初で最後の現場となってしまい、なんとなく自分の中で「約束守れなかったなあ」という気持ちがずっとあった。それ以来、そもそも年にほんの数回しか現地に行けなかったのもあってまたねの応酬をする機会もなくて、だから「また明日ね!」と言われたときはハッとした気持ちになった。ホテルに帰りながらまた明日かあ…明日も会えるんだなあ…と何回も「また明日ね!」を反芻したし、なんなら今でもたまに思い出してはマスクの下で口元をにやつかせてしまう。明日も来るって言ったから言ってくれただけに過ぎないのは分かっていても、「また明日」と言い合えたことが忘れられない思い出になった。久しぶりに現場に来たファンの心をがっつり掴んで離さない言葉を言えるの、つくづく持っている男だなと思う。多分今年いっぱいは思い出してはにやけてしまうと思う。抗わずにCDを買ってよかったし、食わず嫌いしてないでこういうイベントにも参加してみるべきかなと思った。

ライブに行ったのに歌について大して触れていなくて申し訳ないが、今回のアルバムは全9曲中6曲も作詞を担当していて今まで以上に推しが前面に出たいいアルバムになってるし、年末に伸びてしまったライブもフルバンドのとても楽しいライブになると思うから、興味があったら是非足を運んでみてほしい。終わるのがさみしくてもう大した話題も思いつかないのに必死に話題を繋ごうとする推しは必見です。

 

…読み返したらなんか語尾の書き方のせいか異常に偉そうなブログになってたんですが流石に1から語尾を直すのはしんどいので許してください。

 

終わり